北部紅河デルタ地方ハイフォン市人民委員会は、10月1日午前0時より社会的隔離措置を大幅に緩和することを決定した。
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決定によると、観光地などの営業再開を認めるが、市内在住者のみを対象にサービスを提供する。観光客とガイドはワクチン接種を終えているか、感染後に回復していることを示す証明書を所持し、なおかつ72時間以内に受けた新型コロナウイルス検査で陰性である必要がある。
宗教施設は運営を再開することが可能だが、一度の集会の人数を20人以内とするか、定員を通常時の50%以下としなければならない。
公共の場所、屋外運動、スポーツ、ジムやヨガ、スイミングプールなどのスポーツ施設は、5K(◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告)を厳守した上で営業を再開することが可能。
結婚式場も営業を再開することが可能だが、定員を通常時の50%以下とする。
カラオケ、マッサージ店、インターネットカフェ、ゲームセンター、バー、ディスコについては引き続き営業停止とする。
バス、タクシー、チャーター車両は市内で運行が可能だが、定員を通常時の50%以下とする。
なお、10月1日以降、同市への入域者はPCR検査で陰性である必要がある。また、首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用されている地域の滞在者は同市への入域を自粛し、やむを得ず入域する場合は入域後14日間の集中隔離と続く7日間の自宅隔離を実施する。