保健省、人体への消毒剤噴霧を止めるよう指示

2021/08/16 14:09 JST配信

 保健省は12日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として実施している医療従事者や感染者、感染者の家族の身体や衣服、私物への消毒剤噴霧について、非効率的で環境や健康への悪影響も懸念されるため、止めるよう各省・市の保健局や病院、医療当局に指示した。

(C) vnexpress
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 保健省はこれに先立つ2日、各自治体が独自の判断で実施している路上での消毒剤散布を止めるよう全国の省・市に指示していた。

 病室内外、廊下、病院の屋外エリアでも消毒剤を散布しないこととし、やむを得ず散布する場合は拭くことができない場所や人のいない場所のみで行う。手すりやドアノブ、エレベーターのボタンなど、多くの人が頻繁に触れる場所は拭いて消毒する必要がある。

 米国疾病予防管理センター(CDC)は、殺菌性化学物質の屋外散布について、効果が低く化学物質の浪費に繋がること、周囲の環境や人体への悪影響が懸念されることなどから推奨しておらず、いかなる場合でも人体に直接噴霧することは推奨できないとしている。

[VnExpress 22:49 12/08/2021, A]
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