新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波で市中感染が多数発生した東北部地方バクザン省では、10日までに工業団地内企業263社が事業を再開し、7万8000人の労働者が職場に復帰した。
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バクザン省人民委員会は、残る省内企業の事業再開に向けて新型コロナウイルス対策をガイダンスし、労働者の新規雇用などもサポートしている。
これまでに工業団地内企業12社が4万2000件の新規雇用計画を発表した。このうち、中国ラックスシェア(LuxShare=立訊精密工業)が2万件、ニューウイング・インターコネクト・テクノロジー(New Wing Interconnect Technology)が1万5000件などとなっている。
工業エリア(中小企業向けの小規模工業団地)内の企業については、170社中122社が引き続き事業を一時停止しているが、労働者全体の7割強に当たる約2万1500人の労働者が職場に復帰した。