ベトナム人画家の絵画、過去最高の310万USDで落札 映画にも登場

2021/04/22 14:30 JST配信

 ベトナム人画家マイ・チュン・トゥー(1906~1980年)の作品「フオンの肖像(Portrait of Mademoiselle Phuong)」が、18日に香港で開かれた国際競売会社サザビーズ(Sotheby’s)のオークションで競売にかけられ、手数料込みで310万USD(約3億3800万円)で落札された。競売で落札されたベトナム絵画としては過去最高額となる。

(C) vnexpress
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 「フオンの肖像」は、マイ・チュン・トゥーが恋人のフオンに対する優しく親密な愛情を込めた絵画作品と説明されている。1930年にインドシナ高等美術学校で初めて展示され、1931年5月6日~11月15日に開催された「パリ国際植民地博覧会」にも展示された。その後、アート収集家のベトナム系フランス人ドティ・デュモンテイル(Dothi Dumonteil)と夫ピエール・デュモンテイル(Pierre Dumonteil)が所有し、「マダム・ドティ・デュモンテイル・コレクション」に加えられた。

 この絵画は、ベトナム系フランス人トラン・アン・ユン(Tran Anh Hung)監督の1993年の映画「青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh)」で、主人公の少女ムイの部屋に飾られている。

 マイ・チュン・トゥーは、20世紀前半のベトナム現代芸術の画家で、インドシナ高等美術学校の第一期生として卒業し、主にフランスで芸術活動を行った。東アジアの女性や子供、日常生活をテーマにした絹絵の作品で知られている。

 

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