南中部沿岸地方ダナン市で最近発生した、ベトナム郵政通信グループ(VNPT)傘下の携帯通信大手ビナフォンの格安プリペイドカードトラブルについて、ビナフォンはそれらのカードが廃棄過程で流出した不良品だったと説明した。
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同事件は、ビナフォンの格安プリペイドカードを購入した多くの人達が、購入分の金額をチャージできなかったり、以前にチャージした金額まで消えてしまうなどのトラブルに遭ったもの。
同社によると、それらのプリペイドカードは不良品で発行基準に満たず、廃棄対象となったもので、廃棄までの過程で何者かによって一部が持ち出され、販売されてしまったという。
ビナフォンは現在、同市内の各支店及びコールセンター(18001091)サービスを通じて被害に遭った顧客の対応に努めている。また、ダナン市警察と協力して更に捜査を進めるとともに、容疑者の特定を急いでいる。