ホーチミン市人民委員会はこのほど、サイゴン交通運輸機械総公社(サムコ)とサイゴンバス社による同市バス路線での圧縮天然ガス(CNG)使用バス試験走行案の検討・立案を承認した。市人民委は、同市の道路事情に適した小型バスの導入に向け審査を行うよう関連部局に指示している。
サイゴンバス社は昨年、1台当たり15億~20億ドン(約820万~1100万円)のCNGバス2台(定員40人と定員50人)を輸入した。しかし市内には天然ガスの供給スタンドがまだないため、実際使用されるには至っていない。
専門家によると、CNGバスは環境に優しいだけではなく、ガソリンより約30%燃料代の節約になるという。