ホーチミン市タンビン区警察は2日、住み込み家政婦のカオ・ティ・フオンさん(24歳)を殺害した疑いで同区第2地区在住のブー・アン・ビン容疑者(19歳・男)を逮捕した。
2日午前0時半ごろ、第2地区の住宅で女性の助けを求める叫び声がしたため、周辺住民が駆け付けたが、その後叫び声が聞こえなくなった。不審に思った住民らが警察に通報、警察が中に入ったところ、フオンさんが全身を刃物で刺されて死亡しているのを発見した。フオンさんの遺体の傍らにこの家に住むビン容疑者が刃物を持って立っていたため、警察は同容疑者から刃物を取り上げ拘束した。
警察の調べによると、ビン容疑者はフオンさんを殺害した後、メコンデルタ地方キエンザン省に住む母親に電話して「警察を呼んでくれ」と話していたという。同容疑者はホーチミン市の学校に通うため、母親が購入したこの家で一人暮らしをしていた。フオンさんは2年前から住み込みで働いていた。