ハノイ市ドンダー区の銀行内で女性客の所持していた現金入りバッグを引ったくった男が、走って逃走中バイクにひかれて足の骨を折りあえなく御用になるという事件が起きた。
同市ドンダー区の農業農村開発銀行支店で18日午前9時ごろ、女性客が現金預け入れの手続きを行っていたところ、突然男に現金1億500万ドン(約70万円)の入ったバッグを強奪された。男は表に走って逃げたが、被害者と銀行の警備員に追われたためバッグを放り出し、道路を横切って反対側に渡ろうとしたが、そこへバイクが衝突。男は左足首を骨折して病院に運ばれた。
警察によると、男はハノイ市内にある投資コンサルタント会社の経理担当ファム・ゴック・ヒエップ(24歳)。会社から横領した6000万ドン(約40万円)をサッカーとばくに注ぎ込んで穴を開けたため、今回の犯行を思いついたという。