サッポロホールディングスは10日、ベトナムでビール製造・販売事業に進出すると発表した。日本のビールメーカーがベトナムに進出するのは初めて。
サッポロHDは、デンマークのカールスバーグ社と地場ベトナムたばこ総公社(ビナタバ)が50%ずつ出資して設立した合弁会社「クローネンブルグ・ベトナム」から、カールスバーグの持分50%とビナタバの持分15%を取得して子会社化し、社名を「サッポロベトナム」に変更する計画だ。
その後、メコンデルタ地方ロンアン省にビール製造工場を建設し、2012年から製造・販売を開始する予定。2019年に販売数量15万キロリットルの達成を目指す。