国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは、日越友好年(日越外交関係樹立40周年)を記念して、ハノイ市とホーチミン市で「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」展を開催する。
(C)国際交流基金, 青木陵子「フィクションハウス」 |
(C)国際交流基金, 工藤麻紀子「空飛ぶさかな」 |
(C)国際交流基金, 泉太郎「キュロス洞」 |
(C)国際交流基金, 田中弘起「Cause Is Effect」 |
この展覧会は美術評論家の松井みどり氏の企画によるもの。松井氏の造語である「マイクロポップ」とは、断片を組み合わせて独自の世界観を表現したり、時代遅れのものや凡庸なものに新たな用途や意味を与える表現のこと。この「マイクロポップ」的表現を使った日本人現代アーティスト14組による絵画や映像作品など35点が出展される。
なお、出展者には第55回ヴェネチア・ビエンナーレの日本代表に選出された映像作家の田中功起氏や、「芸術テロ」とも言うべき言動で議論を巻き起こしているアーティストグループChim↑Pom(チン↑ポム)なども含まれている。
展覧会概要
<ハノイ>
期間:ハノイ 6月8日(土)~23日(日)
会場:ベトナム国立美術博物館(ハノイ市ホアンキエム区クアンチュン通り27番地)
開館時間:8時30分~16時45分(会期中無休)
入場料:無料
<ホーチミン>
期間:7月6日(土)~21日(日)
会場:ホーチミン市労働文化会館展示館(ホーチミン市1区グインティミンカイ通り58番地)
開館時間:9時~19時(会期中無休)
入場料:無料