ドイツのメッサーグループ傘下のメッサーハイフォン有限会社は6日、紅河デルタ地方ハイズオン省キンモン郡のホアファット鉄鋼製造複合区で、ベトナム最大の工業ガス生産工場を稼動開始した。投資総額は2000万ドル(約16億4800万円)。
同工場における気体ガス生産設備の日産能力は窒素510t、酸素300t、液体ガス生産設備の日産能力は酸素・窒素100t、アルゴン10tで、ホアファット鉄鋼製造複合区や北部市場へ供給する。
これに先立ちメッサーグループと地場ホアファットグループは2007年10月に同工業ガス生産工場建設に関して契約を締結していた。