カム山(Núi Cấm)での大仏寺(Chùa Phật Lớn):
ベトナム版ギネスブックにより国内最大の大仏に認定された大仏。
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サム山のバーチュアスー廟(Miếu Bà Chúa Xứ núi Sam):
チャウドゥック(Châu Đốc)市ヌイサム(Núi Sam)地区のサム山に約200年前に建立された廟。元々は竹で建てられた粗末な神社だったが、1870年に再建され、1972年にインド風建築様式に作り直されて現在に至る。聖母チュアスー像はバラモン教的要素を備え、正殿の飾り模様はインド建築を感じさせる。旧暦4月に行われるバーチュアスー廟祭りは南部における最大規模の祭りの一つで、毎年祭りの時期になると、近隣の省から観光客が押し寄せ、約200万~300万人の人出で賑わっている。
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チャウドック市の水上村(Làng bè Châu Đốc):
チャウドック(Châu Đốc)市にあり、1990年代から地元住民が魚(主にナマズ)を養殖するため、水中にカゴを設置し、カゴの上に小屋を建て住みつくようになった。ハウ(Hậu)川には3~8キロにもわたる水上村が数か所あり、このうち、タンチャウ(Tân Châu)郡の水上村は最も規模が大きい。小屋の面積は30平方メートル程で、一家で住んでいる世帯が多い。周辺には飲食店や商店、ガソリンスタンド、市場、機械修理工場まである。ここでは小船が生活の足として使用されている。 |
チャー・スー・マングローブ森(Rừng tràm Trà Sư):
面積850ヘクタールの湿地に高さ5~8メートルのマングローブの森が広がる。植物140種、鳥類70種(うち、レッドブックに登録されている希少鳥2種)、哺乳類11種、爬虫類25種、魚類10種が生息している。9~11月に水位が上昇すると広範囲にわたって水に漬かり、木々も生き生きとして美しい風景になる。
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オントアイ湖(Hồ Ông Thoại):
メコンデルタ地方最大の人口湖。 |
ジエン小島教会(Nhà thờ Cù Lao Giêng):
1879年に着工され、1889年に完成したメコンデルタ地方最古の教会。
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ビンテー運河(Kênh Vĩnh Tế):
19世紀に建設された国内最大規模の運河。全長87キロ、幅30キロ、深さ2.6メートル。カンボジアとの国境に沿って掘られている。 |