・湿度の高い亜熱帯気候に属しており、四季を持つ。雨季は4月~11月、乾季は12月~3月。 ・年間平均湿度77~86% ・年間平均降水量は:1800~2000 mm ・年間平均気温:摂氏18~20度C
地理 |
・東北をトウエンクアン省とハザン省に、東南をフート省に、西南をソンラ省に、西北をライチャウ省とラオカイ省に接している。 ・省都イエンバイ市はハノイ市から西北に168キロに位置する。 ・河川、渓谷を挟んだ急勾配な山岳地形を持ち、水力発電所の建設に適している。 |
歴史 |
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経済 |
・鉱産物が豊富で、鉱山開発に適した自然環境を持つが、インフラ整備が遅れており、経済が未発達の状況にあるため、農業と林業が主な産業となっている。 ・1960年代に建てられた国内初の大型水力発電所、タックバー(Thac Ba)水力発電所がある。貯水湖の総面積は2万ヘクタールにも及び、湖面には1300もの島々が浮かんでいる。 |
観光 |
<見所・イベント>
ムーカンチャイ郡(Huyện Mù Cang Chải):
ホアンリエンソン山脈(Đỉnh Hoàng Liên Sơn)の海抜1000メートルのところにある。ここに行くためにはベトナムで最も険しい峠の一つであるカウファ峠(Đèo Khau Phạ)を通らなければならない。昔と変わらない手付かずの自然を有しており、同郡にある棚田はベトナムで最も美しい棚田の一つと言われている。
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タックバー湖(Hồ Thác Bà):
ルックイエン(Lục Yên)郡とイエンビン(Yên Bình)郡にある総面積2万ヘクタールの貯水湖。ベトナムの三大人口湖の一つで、ここにはベトナム初の大型水力発電事業として、1960年代に建てられたタックバー水力発電所がある。貯水湖の総面積は2万ヘクタールにも及び、湖面には1300もの島々が浮かび、美しい風景を作っている。湖周辺には茶色の屋根の高床式家屋が点在し、青い芝生が生えた丘や茶畑、トウモロコシ畑が広がっている。
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<特産品>
五色おこわ:
6~8時間水に浸し、色々な山菜と木々の根から取った出し汁に浸して色をつけた五色のおこわ。
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コム・ラム(Cơm lam):
竹筒に米(通常もち米)とココナッツ、ゴマや調味料を詰めて焼いた料理。
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薫製肉(Thit treo gác bếp):
豚や水牛のばら肉、外モモ、肩、ヒレといった部位をマック・ケン(Mắc khén)と呼ばれる山椒の一種や唐辛子、塩、みじん切りのショウガ、カルダモンで味付けし、杵と臼で軽く打った後、山菜で作られた酵母と混ぜて焜炉の上で燻製にしたもの。
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特産物:
シナモン、蜂蜜、茶葉、ザボン、オレンジ、竹の子、リュウガン、サトイモなどが特産物として有名。
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イエンバイ省関連ニュース |
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ベトナムの省・中央政府直轄市一覧 |
最終更新日:2022年2月18日
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