・亜熱帯地帯に属しており、雨季(5月~9月)と乾季(10月~4月)を有する。四季もあり、夏は蒸し暑く冬は冷え込む。 ・年間平均湿度:85~90%
地理 |
・北はハイズオン省、北西はフンイエン省、北東はハイフォン市、西はハナム省、南西はナムディン省に接しており、東はトンキン湾(北部湾)に面している。 ・省都タイビン市はハノイ市から110キロ、ハイフォン市から70キロに位置する。 |
歴史 |
・紀元前にベトナム北部を初めて統一したとされる伝説の王「フン(雄)王」が建国した「バンラン(Văn Lang)」の時代から続く、全国で最も歴史の長い地方の一つとされる。 |
経済 |
・稲作や水産業が発達しているほか、食品加工、アパレル、皮革・履き物生産、機器製造、窒素系肥料生産といった軽工業も盛ん。 |
観光 |
<見所・イベント>
タイビン大聖堂(Nhà thờ chính tòa Thái Bình):
タイビン市レホンフォン(Lê Hồng Phong)通りにある。2007年に完成したばかりの新しい大聖堂だが、国内で最も美しいキリスト教会の一つと言われており、同省の観光名所になっている。この教会はベトナム文化の象徴である「銅鼓」をイメージしたデザインとなっている。
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ケオ寺(Chùa Keo):
ブートゥー(Vũ Thư)郡にある仏教寺院。11世紀に建立され、17世紀に建て直された。建立した当時の建築が見事に再現されている。 |
チャン廟(Đền Trần):
チャン(陳)廟の王を祭る廟で、フンハー(Hưng Hà)郡ティエンドゥック(Tiến Đức)村タムドゥオン(Tam Đường)村落にある。
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<特産品>
バイン・カイ(Bánh Cáy):
餅米、ピーナッツ、ゴマ、ニンジン、ショウガ、ミカンの皮、豚の脂肪から作られたお菓子。濃厚な甘みがある。
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ゴイ・ネック(Gỏi nhệch):
同省の汽水域に生息するネック魚(ナマズの一種)を使った和え物。ライスペーパーでハーブと巻いてタレをつけて食べる。 |
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タイビン省関連ニュース |
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ベトナムの省・中央政府直轄市一覧 |
最終更新日:2022年2月18日
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