地理 |
・北と西はカンボジア、東はビンフオック省、ビンズオン省、ホーチミン市、南はロンアン省に接している。 ・省都タイニン市はホーチミン市から99キロ、カンボジア国境から40キロのところに位置する。ホーチミン市からプノンペンまでバスで5~6時間の距離のため、同省にある国境を通じた両国間の観光活動が極めて発達している。 |
歴史 |
・元々クメール王国に属した地だが、18世紀よりグエン(阮)朝の支配下に置かれるようになった。 |
経済 |
・同省はカンボジア国境までを結ぶ道路が整備されており、カンボジア南部およびタイとの陸上貿易において非常に重要な役割を果たしている。 ・サトウキビやキャッサバ、天然ゴムをはじめとした食品・工業用作物の栽培に適した自然環境を持ち、気候にも恵まれている。 |
観光 |
<見所・イベント>
カオダイ教大聖堂(Tòa thánh Cao Đài):
1919年にゴー・ミン・チェウ(Ngô Minh Chiêu)が興したベトナムの新興宗教「カオダイ(Cao Đài)教」の大聖堂。ホーチミン市から約100キロのホアタイン(Hòa Thành)郡ロンタインバック(Long Thành Bắc)村にあある。およそ厳かとは言い難いカラフルな外壁を持ち、内部にある祭壇も色とりどりのネオンで飾られている。カオダイ教の教義では、孔子、老子、釈迦、観音菩薩からキリスト、ムハンマド、更には李白、ソクラテス、トルストイ、ヴィクトル・ユーゴーなどまで聖人や使徒と仰いでいる。なお、信徒数は全国で100万人を超えるとされている。
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<特産品>
バイン・チャン・フォイ・スオン(Bánh tráng phơi sương):
霧干ししたライスペーパーで、茹でた肉とハーブを巻いて、ピリッと辛く甘酸っぱいヌックマム(魚醤)に漬けて食べる。 |
バイン・カイン・チャン・バン(Bánh canh Trảng Bàng):
豚骨で出し汁を取った米麺料理。スープの具は豚足が一般的。使用する香草の種類がフォーよりも多いのが特徴で、チャンバン(Trảng Bàng)郡の名物料理となっている。 |
ムオイ・トム(Muối tôm):
乾燥したエビを塩と唐辛子で味付けしたもの。ライスペーパーや果物と一緒に食べると美味しい。 |
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タイニン省関連ニュース |
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ベトナムの省・中央政府直轄市一覧 |
最終更新日:2022年2月18日
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