・熱帯モンスーン気候に属し、雨季(5月~10月)と乾季(11月~4月)を有する。 ・年間平均湿度:83% ・年間平均降水量:1864mm ・年間平均気温:摂氏27度C
地理 |
・北西をハウザン省、南西をバクリエウ省、北東をチャビン省、東と東南は南シナ海に面する全長72キロの沿岸線になっている。 ・ホーチミン市から南西に約231キロ、カントー市から南西に62キロ。 ・山がない平らな地形を持ちながらも、多くの川と運河が走っている。 |
歴史 |
・元々はクメール王国に属していたが、1757年よりチャービン省と共にベトナムのグエン(阮)朝に譲渡された。フランスがベトナムを植民地支配するまでは、グエン朝がこの地の支配政権としてクメール人政権を指定していたため、実際に行政を運営していたのはクメール人だった。 |
経済 |
・台風の到来が少なく、豊かな土壌を持つため、農業に最適な自然環境を有する。コメや大豆、トウモロコシ、サトウキビ、ネギ、ニンニク、ザボン、ドリアン、マンゴーなどの栽培が盛ん。耕作面積は省面積全体の6割を占めている。この他、漁業や風力発電、エコツアーの開発にも適している。 |
観光 |
<見所・イベント>
マートック寺(Chùa Mã Tộc、クメール語:Wathseraytecho Mahatup):
400年以上の歴史を持つ由緒あるクメール建築の仏教寺院。約300万羽のコウモリが生息しているため、「コウモリ寺」とも呼ばれている。ここに生息しているコウモリの殆どは翼幅1~1.2メートルの大きなもので、中には翼幅が1.5メートルのコウモリもいる。 |
サーロン寺(Chùa Sà Lôn、クメール語:Wath Sro Loun):
クメール建築の仏教寺院で、壁一面に陶器の欠片が飾られているのが特徴。1815年に建立され、1969年から1980年まで再建工事が行われた。
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ブーソン(寶山)寺(Chùa Bửu Sơn):
阿弥陀仏、弥勒菩薩、観音菩薩や孔子、玉皇大帝(道教の最高神)、老子、故ホー・チ・ミン主席、更には神聖な動物まで、数千体にも上る像が飾られている。境内にはこの他、直径1メートル、高さ2.6メートルの巨大なロウソク、高さ1.5メートルの線香などが飾られている。1928年から1970年までこの地に暮らしていたゴー(Ngô)族により建てられた。
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<特産品>
バイン・ピア(Bánh pía):
中国蘇州風の中秋月餅 |
バイン・コン(Bánh cống):
中に緑豆や豚の脂肪、豚のひき肉が入っているクメール風たこ焼き。上にエビをトッピングする。 |
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ソクチャン省関連ニュース |
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最終更新日:2022年2月18日
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