湿気の多い亜熱帯気候帯に属し、四季がある。冬は冷え込み降水量が少なく、夏は暑く降水量が多い。
地理 |
・北をフート省、南をハナム省とニンビン省、東をハノイ市、西をソンラ省とタインホア省に接している。政府のマスタープランによると、同省は首都圏に含まれている。 ・西北部の山間部に位置しているが、省都ホアビン市はハノイ市から約80キロのところにあり、それほど離れていない。 |
歴史 |
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経済 |
・旧ソ連の支援で建設されたベトナム最大規模の水力発電所であるホアビン水力発電所(出力:1920メガワット)がある。同発電所は1979年に着工し、1994年に完成した。発電だけでなく、紅河の氾濫防止や灌漑などにも寄与している。 ・オレンジ、サトウキビ、落花生、スイカ、薬用植物、茶葉などの栽培が盛ん。 |
観光 |
<見所・イベント>
洞窟 :
タックボー洞窟(Động Thác Bờ)、レット洞窟(Hang Rết)、ホアティエン洞窟(Động Hoa Tiên)、プーノーク熱帯原生林(Rừng nhiệt đới nguyên sinh Pù Noọc)、ダー湖(Hồ Sông Đà)、キムボイ温泉(Suối Khoáng Kim Bôi)、掘立柱建物や棚田で有名なマイチャウ渓谷(Thung lũng Mai Châu)があり、トレッキングやエコツアーの催行に適した自然環境が整っている。
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<特産品>
チャー・クオン・ラー・ブオイ(Chả cuốn lá bưởi):
豚肉のばら肉をヌックマム(魚醤)で味付けして、ザボンの葉で巻いて炭火で焼いたもの。ザボンの葉から出た油が出ていい香りがする。
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コム・ラム(Cơm lam):
竹の筒にもち米とココナッツ、ココナッツミルク、ゴマなどを詰めて焼いたもの。
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カン酒(Rượu cần):
漢方薬、ショウガ、ガランガルなどを酵母としてトウモロコシ、キャッサバ、もち米などの穀物を醗酵させたお酒。壷のような入れ物の中に「カン」と呼ばれる葦のストローをさして飲む。
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五色おこわ:
もち米で炊いたおこわ。植物性着色料で5色(緑、黄色、紫、赤、白)に染まったおこわを皿に一緒に盛り付けて食べる。
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ホアビン省関連ニュース |
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ベトナムの省・中央政府直轄市一覧 |
最終更新日:2022年2月18日
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