・熱帯モンスーン気候に属し、雨季と乾季を有する。 ・年間平均湿度:― ・年間平均降水量:― ・年間平均気温:25.8~26.2度 C
地理 |
・北はカンボジア、東はダクノン省とラムドン省、南はドンナイ省とビンズオン省、西はタイニン省とカンボジアに接している。 ・省都ドンソアイ町はホーチミン市から北に110キロに位置する。 |
歴史 |
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経済 |
・森林面積が大きく、キャッサバやカシューナッツ、天然ゴムなどの農業・林業が盛んで、カシューナッツの栽培面積が全国で最も大きい地方の一つ。近隣のドンナイ省及びビンズオン省と比べ、経済発展が遅れている。 ・中国雲南省と東南アジア諸国連合(ASEAN)を結ぶトランスナショナル鉄道プロジェクト「トランスアジア鉄道」の一部で、ホアルー国境検問所を通る鉄道「サイゴン~ロックニン線」の建設が計画されている。プノンペンまでを結ぶこの鉄道プロジェクトが完成すれば、カンボジア・ベトナム間の貨物及び旅客輸送が活性化し、経済の発展が遅れている両国国境付近地域の開発に繋がるだけでなく、鉄道路線に横断されるラオス、タイ、ミャンマーとの貿易活動も活性化していくものと期待されている。同鉄道の始発駅は、ホーチミン市北側に接する東南部ビンズオン省ジアン町にある南北鉄道の駅、終着駅はビンフオック省にあるカンボジア国境・ホアルー国境検問所で、全長128キロの路線となる。完成時期は2020~2025年の予定。 |
観光 |
<見所・イベント>
カットティエン国立公園(Vườn quốc gia Cát Tiên):
ホーチミン市から北に約150キロに位置する国立公園。面積は約7万1920ヘクタールで、ビンフオック省、ドンナイ省、ラムドン省に跨る。ベトナムに残る最も広大な低地熱帯雨林の一つを保護している。樹齢300年以上の溶樹や紫檀や黒檀、マホガニーなど貴重な樹木が生えており、希少な鳥類などを含む約2400種類以上の動植物が生息している。ベトナム戦争時代は、米軍による空爆や枯葉剤散布で荒廃していたが、ようやく自然が戻ってきた。政府は、この地域を自然保護の対象とすべく国立公園として指定した。ジャングルウォーキングやナイトサファリなどのツアーが催されている。なお、同国立公園内にあるバウサウ地区はラムサール条約湿地に認定されている。
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ブーザーマップ国立公園(Vườn Quốc Gia Bù Gia Mập):
カンボジアに接している国立公園で、面積は約2万6032ヘクタール。ベトナムに残る最も広大な低地熱帯雨林の一つを保護している。
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<特産品>
バイン・ハット・ディエウ(Bánh hạt điều):
カシューナッツ、ベーキングパウダー、バター、シナモンパウダー又はおろし生姜、卵、砂糖、小麦粉などを混ぜて焼く。シナモンの香りがあり、カシューナッツのさくさくとした口あたりが特徴。 |
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ビンフオック省関連ニュース |
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ベトナムの省・中央政府直轄市一覧 |
最終更新日:2022年2月18日
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