ホーチミン市7区フーミーフン都市区でフーミーフン社(Phu My Hung)が開発する新しいマンション「ハッピーレジデンス(Happy Residence)」のA棟が今年10月に発売され、99%の予約が成立した。発売発表会の参加者の12%が外国人で、その多くが物件を予約している。
「ハッピーレジデンス」から徒歩圏内に教育や医療、商業、金融などの各施設が点在している。
A棟の好調な売れ行きを受け、同社は11月22日にB棟を発売する。B棟は敷地の中央に位置し、川や公園、ビラ式住宅区に面しているほか、敷地内の公園やプールにも隣接し、高級リゾートの風景をイメージした設計となっている。
投資主フーミーフン社の知名度に加え、ナムビエン(Nam Vien)地区に立地していることも「ハッピーレジデンス」の大きなメリットとなっている。
ナムビエン地区は、同都市区内で緑地率が最も高く、河川に囲まれているというだけでなく、教育施設が最も多い地区でもある。住民はリゾートにいるかのように生活できるのが、この地区の設計スタイルだ。
ナムビエン地区では、風が流れ日光が溢れる川沿いに低層住宅区が建設され、広々とした美しい風景となっている。
同地区の教育施設については、ボンホアニョー(Bong Hoa Nho)幼稚園やレバンタム(Le Van Tam)小学校など、ベトナムの教育カリキュラムに沿った教育施設のほか、カナダ、日本、韓国、台湾のインターナショナルスクールや、ソナタ音楽芸術センターもある。
日本人学校は「ハッピーレジデンス」から徒歩圏内にある。
教育施設が多い地域に住むと、子供を持つ親は学校選びや送り迎えなどで様々なメリットが得られる。学校の近くに住むことで、子供の成長過程や人格形成にもプラスに作用する。
「ハッピーレジデンス」から半径350m圏内(徒歩3分)に1~2haの大きな公園があり、半径1km圏内には国際金融商業エリア及びザ・クレセント(The Crescent)エリアに付随する娯楽・商業・サービス施設が点在する。
フーミーフン都市区の設計及び住民について
フーミーフン都市区は409haの敷地にまたがり、ホーチミン市の新都市の1つとして開発されている。住宅区だけでなく、文化、教育、娯楽から金融、商業、サービス、工業、科学などに至るまで、様々な施設を配置した本格的なミニチュア都市となっている。
同都市区の設計を手がけたのは、米国スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(Skidmore, Owings & Merrill=SOM)、米国コッター&キム(Koetter Kim & Associates)、日本の丹下健三事務所(Kenzo Tange Associates)の名だたる設計会社3社だ。
フーミーフン都市区の住民規模は10万人。一方、1999年から2009年までにホーチミン市の人口は年平均20万人余り増加している。
事実、同都市区のように交通の利便性が高く、1区、3区、4区、5区、8区から容易にアクセスできる都市区は非常に少ない。ホーチミン市で広大な用地を確保することが難しく、面積300ha以上の用地ともなると、中心部からも遠くインフラ整備も遅れているようなところに位置するケースがほとんどだ。
フーミーフン都市区では、立ち退き補償が20年も前から行われていたおかげで、補償費用が低い水準に収まり、投資主のフーミーフン社は時間をかけてインフラ整備を継続的に行うことができている。
新しく開発する都市区案件は立ち退き補償にかかる費用の負担が大きく、一貫性のある完璧な都市区を建設できるほどの面積が確保しにくいという面もある。
このことから、インフラ整備が丁寧且つ着実に行われて完成したフーミーフン都市区は、他にない魅力で希少価値が高まり、ここに住宅を所有するチャンスも日に日に少なくなっている。
フーミーフン不動産取引所:
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