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[社会]

少数民族の女子生徒、相次いで毒草食べ自殺

2008/05/07 07:46 JST更新

 北部ソンラ省バックイエン郡婦人協会によると、年初からこれまでに同郡の4つの村で毒草「ゲルセミウム・エレガンス」の葉による自殺が10件発生し、そのうち9人が11~16歳の女子生徒だったという。ゲルセミウム・エレガンスは和名を「ヤカツ」または「コマントウ」と言い、葉を3枚食べれば確実に死ぬといわれるほどの猛毒で知られている。  同地方に暮らす少数民族モン族には、男性が意中の女性を力ずくで家に連れて帰り結婚するという慣習がある。タースア村のMさん(11歳)は家族に結婚を強いられたため、この葉を食べて自殺した。シムバン村ではDさんが男性の家に無理やり連れていかれたが、Dさんの両親が同意しなかったため自宅に戻ったものの、学校で同級生にからかわれたため山に入ってこの葉を食べて自殺した。  同婦人協会によると、シムバン村だけでも昨年10月から今年3月までの間に6人の女子生徒が結婚を強いられたことなどを理由に自殺するという異常な事態になっている。  

[Nguoi Lao Dong online, 27-04-2008 01:38:01 GMT +7]
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