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交通運輸省傘下のベトナム空港総公社(Airports Corporation of Vietnam=ACV)は、16日から19日にかけて、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の滑走路「25R/07L」の修復作業を行うため、同滑走路の使用を一時停止することを明らかにした。
この滑走路は6月30日に落雷を受け、約10m2にわたりアスファルトコンクリート舗装が剥がれた。地表面の修復だけでは不十分で、構造の安定性を確保するには舗装を深くまで掘り下げて3層のアスファルトコンクリートを修復する必要があるという。
滑走路「25R/07L」は、ベトナム戦争時代の1965年から1967年まで軍用機専用の滑走路として建設されたもの。1992年に刷新され、超大型旅客機のボーイングB747-200型機の離着陸が可能となった。