(C)kenh14.vn, テト前の贈り物にワインはつきもの 写真の拡大 |
ハノイ市警察は、同市トゥーリエム郡スアンディン村の空き屋で、偽物の偽造防止シールを用いて国産ワインを外国産高級ワインに偽装していたグループを摘発、北中部ゲアン省ナムダン郡在住のグエン・スアン・タイン(男・31歳)ら容疑者9人を起訴した。26日付カフェエフが報じた。
警察は現場で偽造したと見られる大量の偽造防止シール、包装材、ワインボトルなど、金額にして約9300万ドン(約40万8000円)相当の証拠物件を押収した。
警察の取調べに対してタイン容疑者は、ホーチミン市のアントゥオン貿易サービス有限会社から恒常的に中部高原産ダラットワインを購入していたが、これを外国産に偽装して販売することを思いつき、シールを偽造し、外国産酒類の包装材を購入して偽装を実施、2012年10月から逮捕される12月までの3か月間で1億ドン(約43万円)の利益を得たと供述している。
なお、テト(旧正月)に向けて酒類をはじめとするテト用商品の需要が高まることから商品の偽造も増えているため、当局は摘発及び処分に全力を尽くしている。