VIETJO - ベトナムニュース
印刷する | ウィンドウを閉じる

[統計]
タイ:ベトナム人の不法滞在急増、取り締まり強化

2006/09/21 07:18 JST更新

 タイ警察の統計によると、不法行為により拘留されたベトナム人の数はここ2年間で急増し、今年7月時点で延べ898人(うち2/3が男性)に上る。そのほとんどはオーバーステイ(不法滞在)によるものだが、この中には近海で遭難した漁師や、売春目的の人身売買の犠牲者らも含まれるという。

 タイに不法入国したベトナム人は、2004年には65人だったが、ベトナム・タイ両政府間でビザ免除が決定された2005年には498人に急増した。タイ移民局の統計によると、2005年に観光、商用、トランジットのためにタイに入国したベトナム人は17万7154人で、こうした人的交流の活性化が不法滞在者の増加にもつながっている。

 在バンコク・ベトナム大使館はこの問題について、「拘留されるベトナム人は月平均20〜30人程度で、多い時でも50〜70人。ラオス、カンボジア、ミャンマーなどに比べたら、非常に少ない方だ」との見解を示したが、同時に「相手国の法を尊重するよう、国民への教育を強化するとともに、人身売買などの犯罪グループ摘発にも力を注いでいる」としている。

 タイ政府は、国内57ヶ所の税関に職員を追加配置するなどして取り締まりを強化するとともに、10月1日から再入国に制限を設けることを決定した。現在ベトナムや日本を含む41カ国からの観光客はビザなしで30日滞在できることになっているが、30日を過ぎる前にカンボジアやラオスなど隣国に出国し、タイに再入国すると、さらに30日間滞在できる。つまりこうした再入国を繰り返し、実質的にはいつまでも滞在することが可能で、移民局によると、これを悪用して不法労働に走る者も多いのだという。タイ政府では、規定の変更により、不法滞在者の減少を狙っている。

[2006年9月13日 BBC Vietnamese]
© Viet-jo.com 2005 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる