[経済]
中央銀行、11年ぶりの金地金の競売を延期 応札数規定未達で
2024/04/22 17:23 JST更新
(C) sggp |
ベトナム国家銀行(中央銀行)は、22日に行われる予定だった国家備蓄の金地金(1テール=37.5gのゴールドバー)の競売を23日午前9時に延期した。理由は、応札登録業者数が規定を満たさなかったため。
中央銀行は金地金1万6800テールの売却を入札方式で22日に行う予定だった。金地金の競売を実施するのは2013年以来11年ぶり。
入札にかけられるのは、金地金最大手サイゴンジュエリー(Saigon Jewelry=SJC)のSJCブランドのゴールドバー。取引ロットは100テール。最小応札数量は14ロット(1400テール相当)、最大応札数量は20ロット(2000テール相当)。
現在、商業銀行や金取引会社を含む26社に中央銀行との金取引が許可されている。 このうち、今回の入札参加資格を得ている会社は約15社だという。
これに先立つ2013年、中央銀行は国内金市場の安定化のため、合わせて76回の金地金の入札を行った。落札量は181万9900テール、落札率は94.2%だった。当時も国内の金価格が大幅に上昇し、世界価格を420万VND(約2万5500円)上回っていた。
[Sai Gon Giai Phong 22/04/2024 / Tuoi Tre 12:49 19/04/2024, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。