ベトナム航空傘下の航空燃料社(ビナプコ)はこれまで航空燃料供給事業を独占してきたが、その状態が解消されることになった。ベトナム航空局は16日、ベトナム石油輸出入総公社(ペトロリメックス)傘下の航空燃料株式会社(PJF)に対し、航空燃料供給事業を正式に許可した。PJFは当面、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港を発着する航空機に燃料の供給を行う。
また、交通運輸省は南部空港総公社に対し、空港内と外部に燃料供給設備を整備するため自ら投資を行うか合弁パートナーを探すよう求めている。ビナプコによると、タンソンニャット空港で1年間に給油される燃料の量は約9万トンだという。